Immortality of KOGOTA station
宮城県北部のほぼ中心に位置し、近隣の市町村とあわせて、大崎地域と呼ばれている。
この大崎地域は、ササニシキの産地として知られ、県内でも有数の米どころである。
大崎地域の中心は、今や、県内第二位の都市にまで成長した古川市で、また、最近、合併によって、加美町が誕生している。
ところで、当のの小牛田駅のがあるのは、小牛田町で、人口は約2万人。町名の通り、牛と田んぼの町だ。この町に伝わる、牛飼長者の伝説の通り、大字に牛飼という地名があり、東北唯一の家畜市場も以前は、牛飼にあった(現在は、同じ町内の別な場所に移動)。農業の殆どは、米作で、市街地を離れると、広大な田んぼが広がっている。人口はここ十数年、増えも減りもしていない。
何故にこの小さな町の駅がクローズアップされるかというと、ここは、以前、鉄道の町として、多くの国鉄職員が出入りし、また、県内の鉄道マニアのあいだでも、聖地と呼べる場所?であるからだ。
東北本線仙台駅から、約45分という利便性は、近年、仙台地域の通勤圏の拡大により、この町も十分な仙台への通勤エリアとなっている。
しかしながら、町がいっこうに発展しないのはなぜか。駅を中心にした。町のあり方について、A列車の様にはいかない現実はどこにあるのか。
問題提示していこう。
INTRODUCTION
Over View
大雑把ではあるが、宮城県の路線図である。見ての通り、東北本線を中心に、陸羽東線、石巻線が接続する、ターミナル駅である。
かつては、古川方面からの、米を中心とした農産物、石巻方面からの海産物が、小牛田を経由し、東京方面へ運ばれた。
特急全盛時代は、多くの特急、急行列車が小牛田に停車し、駅売りのお土産である、小牛田まんじゅうも誕生した。
東北新幹線計画時には、当然、小牛田に新幹線駅が来るものと誰もが確信したが、ルートの選定の都合と、当時、古川市が、県北部の中核都市であったこと、建設中の東北自動車道が古川を通ることなどから、当時は、陸羽東線が通るだけのローカルな古川駅(当時は陸前古川)を新幹線が通ることになった。
新幹線開業後、東北線の特急、急行がほぼ全廃されたことから、小牛田駅には普通列車しか止まらず、通勤駅に成り下がった。隣駅の古川が、新幹線開業後、めざましい発展を遂げたことから、駅の格としては、大逆転を食らったわけである。
とはいえ、新幹線以外に列車に乗る目的であれば、小牛田駅の方が便利なのは確かで、仙台への通勤、通学はもとより、休日の買い物客も、仙台市内の渋滞や、駐車場スペースの関係で、鉄道利用が戻りつつある。もっとも、古川から新幹線に乗ろうという地元の人は、小牛田から陸羽東線に乗って古川へ行くことはあまりしないのも事実。クルマで古川駅に向かうか、仙台まで出て、仙台始発の新幹線に合わせる方法をとっている。
Floor Map
ACCESS
東北新幹線 東京−仙台間最速90分
東京−古川間約2時間30分
東北本線 仙台−小牛田間約45分
陸羽東線 古川−小牛田間約10分
東北自動車道東京−古川IC間約6時間
一般道 古川−小牛田約30分